茜町春彦パーソナルメディア

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「読書ログ」

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題名:ユリイカ 7月号(特集*バーチャルYouTuber)
著者:多数(青土社、1400円税別)
発行:2018年7月1日発行
マニア度:高い
対象読者:Vtuberに興味のある人

感想:
本屋をぶらついていたら、表紙にバーチャルYouTuber特集と銘打った、ユリイカが目に留まりました.

買いました.失敗しました.1400円返せぇぇぇ・・・

バーチャルYouTuberをテーマにした文章がたくさん掲載されていますが、そのほとんどが意味不明でした.唯単に哲学っぽいことを書こうとしているだけなのか、無理やり現象を分析してみせようとしているのか、それとも難解な文章で人を驚かそうとしているのか、どうか分かりませんが、いづれにしても読む気になれませんでした.文章が頭に入って来ませんでした.

理解できたのは「じーえふ」と云う人と「にゃるら」と云う人の記事でした.読めたのはこれくらいですね、あとは読み飛ばしました.

こんなことだったら、犬ヶ島特集の方のユリイカを買えばよかったです(涙)・・・

でも、バーチャルYouTuberマニアだったら、とても素晴らしく共感できる内容なのかも知れません.

ついでにチョットだけ引用してみます.
(P160)・・・バーチャルYouTuberが新しいかどうかという話には違和感があるんですよ・・・いまなぜまた新鮮に感じられるかということだけはバーチャルYouTuberにおいても語れると思う.単純に言えばバーチャルネットアイドル初音ミクに間に合わなかった人たちが新鮮に感じていて、つまり若いということですよね・・・じゃいまなぜおもしろいと思うかというと、それまでだったら一年かけて栄枯盛衰してきたことが二ヶ月とかで起きている.その歴史的展開が圧縮された消費と、毎日なんでも起きるし、何千人にも増殖してもう全体像が分からないところがいいなと.ワタシは大して表現者としての自覚がないまま表現してしまうということにとても興味があって、いまの状況は未熟なまま表現できる.たとえば陽菜っていう・・・
引用を終わります.