この本の対象読者:
ビッグデータとかソーシャルメディアとかサイバー戦争とかに興味のある人.
読書感想:
米国大統領選挙や英国国民投票では、ネット上の個人情報が選挙キャンペーンやプロパガンダに使われたそうです.そういう時代ですね.
それからボットが記事を書いてネットに投稿しているみたいですけど、本当なんですかねぇ、本当なんでしょうねぇ、まぁそう言われてみればそんな気もしてきます・・・
●ちょっと引用してみます.
(P124)・・・ツイッターの書き込みのうち、ざっと4分の1は、アプリケーションの一種であるボットによるものであるという・・・
・・・ここ数年、ツイッターのアカウントもボットが急増しており、4800万ものアカウントがボットという研究もある.ソーシャルメディア用にプログラムされたボットは、人間よりもはるかに高速で、人間に似た行動や書き込みをすることもできる・・・
・・・ボットは常に進化してる.ソーシャルメディアで発せられる人間の言語を習得してほかのユーザーとチャットし、人間のように書き込みもし、質問にも答える・・・
●引用を終わります.
きっと知らず知らずのうちに、ボットが書いた文章を何処かで読まされているんでしょうねぇ・・・ボットがステマをやってると云う事なんでしょうけれど、ちょっと違うかな.まぁ気色悪いと言えば気色悪いです・・・
話を変えますけど、僕はパソコンのブラウザでネットに接続しているのですけど、最近ピンポイントで広告が入るのです.余りにもピンポイント過ぎて、えぇー何でこんなこと知ってるのって思うのですが、よく分かりませんけど多分クッキーとかが個人情報を漏らしているんでしょうね、まぁこれも気色悪いです・・・それとも、窓を開け放してパソコンを操作しているので、誰かが覗いているのでしょうか、ひぇー、もっと気色悪い・・・
読んだ本の題名:デジタル・ポピュリズム
副題:操作される世論と民主主義
著者:福田直子(集英社新書、740円税別)
発行:2018年5月22日第1刷