ぼんやり島は、髑髏を旗印にする百足男爵の軍団が支配していた.
フンコロガシは少人数でラブアンドピース団を結成して抵抗運動を続けていた.
そこへ、曝首を旗印にする雀蜂姐さんの軍団が現われて、百足男爵と戦いを始めた.フンコロガシは、いきなり雀蜂姐さんの子分になった.
「俺はフンコロガシ.ラブアンドピースなんて、俺は大嫌いだったのさ.だから俺は抜けたのさ.俺は昔から雀蜂姉さんが好きだったのさ.俺はどこまでも雀蜂姐さんに付いて行くぜ」
「グォオー」
「グゲェー」
「ギャアー」
残されたラブアンドピース団は散り散りになった.
島民は、その光景をぼんやり眺めていた.
・・・続く・・・