・・・「野党が内閣不信任決議案を提出したら、衆院を解散させる大義になる」と官房長官が発言しています.
いやー、官房長官は間違っています.間違っていますね.
議案の『提出』は解散の理由になりません!
議案は、国会に『提出』したあと『議論』をしてから『議決』して可決か否決を決める必要があります.
野党が議案を『提出』した時点で衆院を解散することは、内閣が国会の審議を妨害するということですよ.
全く、何を言ってるんでしょうか!
尤も、官房長官は誰かが書いた原稿を読んだだけだと云うのならば、この人が唯単に無能だと云う話ですけどね.
野党の議案が気に入らないのなら、審議したうえで与党が否決すればいいことです.
立法府の議会運営に、行政府が口出しする権利はありません.
仮に、野党がモリトモ学園のことやカケ学園のことを問題にして内閣不信任決議案を『提出』したとしましょう.その時に議案の『提出』を理由にして、内閣が衆院を解散したら、国会での議論が有耶無耶になりますよ.それを納得できますか?
以上です.
余談ですけど、7条解散は違憲です.任期の途中で勝手に解散しないでもらいたい.お金も時間も掛かってますからね.嫌なら自分独りで辞職すればいいと思います.
本当に以上です.