題名:これからの日本、これからの教育
著者:前川喜平、寺脇研(ちくま新書、860円税別)
発行:2017年11月10日第1刷
加計問題追及度:高い
自画自賛度:高い
対象読者:教育行政に関心のある人
感想:著者2人による対談本です.
ゆとり教育と高校無償化については、教職員に対する週休2日制導入と雇用維持が本当の目的であろうと僕は思っているので同意しませんが、そのほかの話題については大体賛同します.頑張ってください.
余談ですけど、しばしば日本の省庁は縦割り行政が問題視されますが、全省庁が一致団結して悪事を隠蔽して仕舞うよりも、文科省とか財務省とか内閣府とか農水省等々に縄張り争いをさせて、各省庁の間で官僚を対立させておいた方が、問題が浮き彫りになり、国民にとっては返って利益があるかも知れないと思いました.公務員同士で互いに監視し合うと云う意味ですけどね・・・