茜町春彦パーソナルメディア

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「読書ログ」

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今週のお題「読書の秋」その4
題名:文章予測
著者:石黒圭(角川ソフィア文庫、720円税別)
発行:2017年9月25日初版
感想:文章読本の一種であると思います.既刊の新書を文庫化したものです.

ごく当たり前のことしか書いてないので、大人が読む必要はありません.読者対象は高校生か大学生でしょう.僕はひまつぶしに読みました.外食で定食を注文して待ってるあいだの時間つぶし・・・

・・・とか言いながら、結構勉強になりました、もう十分大人なんですけど・・・

ちょっと引用してみます.
(P146)文章というのは一本の線ですが、後続する文章の構成を予告する文や、先行する文章の内容をまとめる文、「第一に」「次に」「第三に」「最後に」のような指標によって文章が立体的に理解できるようになっています.このような表現はメタ言語表現と呼ばれ、文章を構造化する重要な働きを担っています.