茜町春彦パーソナルメディア

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「読書ログ」

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題名:職業としての地下アイドル
著者:姫乃たま(朝日新書、780円税別)
発行:2017年9月30日第1刷
感想:テレビに出演してるのがアイドルで、ライブハウスで活動しているのが地下アイドルだそうです.

余談ですけど、編集協力のクレジットがあるので、本書は複数のライターが書いたのかもしれません.

それから、地下アイドルは蔑称だそうで、ライブアイドル又はインディーズアイドルと呼んだ方がいいそうです.まあ、どうでもいい情報ですけど.

では、すこし引用してみます.
(P91-P92)・・・地下アイドルの不思議な特徴として、どんな子にもファンがつくことが挙げられます.私も初めてライブをしたその日に、声をかけてくれた観客の男性がいました・・・その後、彼は数年にわたって私のライブをすべて応援しに来てくれたのですが・・・物販の説明に始まり、「ヲタ芸」とは何か、どうしたらいいライブができるか、ファンは何を考えているのかなど、たくさんのことを教えてくれました・・・彼は駆けだしの地下アイドルを応援するのが好きな人なので、最近では数年に一度ライブで顔を合わせる程度の関係になりましたが、お客さんが彼ひとりしかいない日でも、臆することなくヲタ芸をして、大きな声で私を応援してくれた姿を、私はいまでも鮮明に覚えています.そんな彼が教えてくれた「ヲタ芸」の代表的な動きに「ロマンス」というものがあります.これは、ななめ上に人差し指を突き・・・