2017-08-02 『断簡零墨』 掌編物語 むかし、路没都は安泥異土と称して心宿に住んでいた.生活費を稼ぐために、傾奇町のミルクカフェでウエイトレスとして働いていた.そこへ、旅の黒ウサギがふらりと立ち寄った. テーブル席は開いてますか. はい、空いています.全席禁煙です. 当然です!・・・ここにします. ご注文は? ジャージー、エル、ホット、メイプルアンドシナモンでお願いします. おひとつ? ひとつ!